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【超便利!】googleアナリティクスとグーグルスプレッドシートの連携機能のまとめをまとめてみた
- 2023/06/08
定点観測的なGAデータを集計において、ちまちまGAにログインするのは時代遅れ
とa2iで清水さんが仰っていて耳が痛い思いでした。
確かに「分析」ではなく「レポート」ごときは自動化にしておくべきですよね。
集計は機械に任せておいて考えることに時間を使おうっていう。
私の場合はGAのレポートを自動化する場合は、
7割はスプレッドシートを利用してます。
残り3割はタブローさんです。
ですので今回はgoogleアナリティクスとスプレッドシートの連携機能をまとめようと思います。
googleスプレッドシートを利用する度に検索して色んなサイトで情報集めるのもめんどくさいので、自分のページにまとめてしまおうという意味合いですね。
うまく利用できれば、こんなGAレポートが自動でスプレッドシートで再現きますお
チャネル×月の収益レポート 昨年同月比較ver
商品カテゴリの月別収益・昨月比・昨年同月比較
グラフも使えばモニタリングレポートはこの機能で十分ですお。
ではやりましょー
まずはGA×スプレッドシート連携時に利用できるGA項目を理解しよう
本連携で取り扱うGA(グーグルアナリティクス)の指標は全て以下google公式サイトで案内されているdimension,metricsを利用します。これが分からないようだと今回紹介する機能を使いこなすのは難しいと思われます。。
developers.googleの公式ページ
APIを利用する時もこの指標(書き方)ですよね。
こんな感じね。
ga:sessions=セッション
ga:yearMonth=年月
- [report name]
レポートの名前です。どんな文字列でもなんでもおk。これがシート名になりますお。 - [view id]
GAのビューIDです。いわずもがなですな。 - [start date]
レポートの開始日ですお。 - [end date]
レポートの終了日。ここは自動レポートの観点で大事な点。未来の日付けにしておくととっても便利。それが出来るgoogleの仕様がすばらしい。 - [order]
昇順、降順の選択が可能。昇順は→【ga:sessions】。降順は→【-ga:sessions】
大体降順を使うから、ソートしたい指標にマイナスをつけるだけですお。かんたん~
- [filters]
フィルタリング機能。GAの全ての指標が対象。メディア、参照本、キャンペーン、デバイス、LPなどなど。
完全一致 ga:pagepath==/yaruo.html
一致しない ga:pagepath!=/yaruo.html
部分一致 ga:pagepath=@yaranaio
部分一致しない ga:pagepath!@yaranaio
正規表現一致 ga:pagepath=~(lp|faq)
正規表現一致を除外 ga:pagepath!~^/sales.*
- [segment]
GAでいうユニファイドセグメント(旧アドバンスセグメント)もスプレッドシート連携で実現できてしまいます。これもすごい。
以下がよく利用するセグメントとスプレッドシートに記入するネームになります。
- limit
これは行数ですお。
- spreadsheet url
利用しないでおk。使ってませぬ。現在のスプレッドシート以外に出力する場合に指定するらしい。
- skip report
利用しないでおk。しらん。
デフォルトのセグメント名 | name |
---|---|
すべてのセッション | gaid::-1 |
新規ユーザー | gaid::-2 |
リピートユーザー | gaid::-3 |
有料検索トラフィック | gaid::-4 |
自然検索トラフィック | gaid::-5 |
検索トラフィック | gaid::-6 |
ノーリファラー | gaid::-7 |
参照トラフィック | gaid::-8 |
CVしたセッション | gaid::-9 |
購入したセッション | gaid::-10 |
モバイルとタブレットのトラフィック | gaid::-11 |
直帰以外のトラフィック | gaid::-12 |
タブレットのトラフィック | gaid::-13 |
モバイルのトラフィック | gaid::-14 |
PCとタブレットのトラフィック | gaid::-15 |
Android OSでのトラフィック | gaid::-16 |
iOSでのトラフィック | gaid::-17 |
Android OSとiOS以外のモバイル流入 | gaid::-18 |
直帰したセッション | gaid::-19 |
過去90日間に1回のみセッションが有るユーザー | gaid::-100 |
過去90日間に2回以上セッションが有るユーザー | gaid::-101 |
過去90日間に1回でもCVしたユーザー | gaid::-102 |
過去90日間に1回もCVしていないユーザー | gaid::-103 |
購入決済に至ったユーザー | gaid::-104 |
サイト内検索を実行したユーザー | gaid::-105 |
googleアナリティクス管理画面でカスタマイズ(作成)したアドバンスセグメント(ユニファイドセグメント)にも対応できる!
この機能はかなりイケてますな。
もともとあるセグメントは上記の通りで対応可能ですが、
作成したセグメントはgoogle query explorerを利用しますお。
こんな感じ。
segment の横にあるテキストボックスをクリックするとgoogleアナリティクス管理画面で設定したセグメントが出てきますので、選択するだけ。
一定能力以上のマーケッターウェブアナリストなら、使ってますよね使えますよね。
この作成したセグメントを利用できるのはかなり素敵です。ユニファイドセグメントに進化してから、ユーザレベルでのセグメントも可能になったし、
シーケンス機能なんかも、ユーザ行動を可視化する上で大いに利用できる機能ですよね。
そして、GA管理画面上では4つまでしか同時利用できませんが、スプシなら列の数だけ利用できる。少なくとも10個のセグメントを同時にレポートできるね。
これらの機能を利用して、大まかに、
GAデータ自動抽出(未来の日付けを設定し自動更新を設定)
↓
生成(更新)されたシートのlowデータを参照しグラフ作成。グラフの作り方までは面倒なので書きませんが、、
vlookup,sumifあたりの関数が使えれば出来ます。
最後に。googleアナリティクス×スプレッドシート連携でもサンプリングは当然適用されます。
ちょっとセグメントを利用するだけですぐにサンプリングがかかってしまうので、注意ください。まあ提出する相手に伝えればいいだけの話ですけどね。。
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