やる夫で学ぶGoogleAnalytics

メイクショップ(makeshop)とGoogleAnalytics連携における不具合(セッション切れ)について

はい。

今日発覚した事実を記載します。
あくまでも、私個人で体験した事象ですので、
全てのメイクショップに当てはまるとは、言いきれないかと思います。
(でもわりと的を得てる自信はあったり。。)
yaruo5

さて、本題です。

メイクショップが公式サイトで記載している通り、GoogleAnalyticsのEC計測を簡単に行うことができます。
具体的には、GAのアカウントだけを発行して、あとはメイクショップの管理画面内で該当するUAナンバーを入力し、GAタグタイプ(同期か非同期)を選択するだけです。連携システムが構築されているようで、タグ実装の手間なく、収益や固有の購入数、数量等といったコマース情報が管理画面上でレポートされます。

しかし、既に連携されているGoogleAnalytics管理画面を見ていると、リファラーに計測対象のサイトが入っている事実に気づきました。

どういった時に上記の事象がおこるかというと、サイト内でセッションが切れている時が多いわけです。

そこで、入口ページとしては、アクセスが少ないページにおいて、閲覧回数が多くないかをGAで調べました。

すると、ログイン後のページにおいて、閲覧回数が非常に多いことがわかりました。

ここからが実験・検証です。
更にURL生成ツールでテストパラメータを生成し下記フローのutma,utmb,utmc,utmzを確認しました。
TOPページ⇒ログインページ⇒ログイン後ページ

ブラウザはfirefoxを利用。デバッガはfirebugとomnibugを利用。

当然ログインページまでは、セッションが切れずに、流入経路情報のutmzもテストの値を保っていたのですがログインページ後において、やはりセッションが切れておりました。
そこ時のリファラは当然前にいたログインページとなっているため、本来であればありえない計測対象サイトが、リファラーとして認識されていたわけです。

更に細かくいうと、ログインページ後は一度メイクショップドメインに遷移し、
そこから更にリダイレクトがかかり、元のドメインに戻ります。

この際のURLを確認すると、utm関連の引き渡しがされているんですよね。。
ここれクッキー情報が引き継がれてなければ,この現象は理解できるんですけど。
まあ、結論は、ログインするとセッション切れて、とっても大事な流入経路情報の取得が出来ないってことです。

非同期と、同期タグの両方を試しましたが、非同期タグの場合は、この現象がおきませんでした。
あくまでも旧タグの同期タグで起きる事象です。

これを調べるのに2時間くらいかかってしまいましたお。。

それでメイクショップサポートに電話すると、研修日のため終日お休みとか。。。なんじゃい!!!
yaruo4

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